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2017-05-18

お母様の着物で成人式前撮り

お母様が成人の時に仕立てられた黒の振袖を纏っての撮影となりました。

着物は次の世代の方も着ることができ、それが続いていくというところが良いなと思います。

写真も同じで次の世代まで思い出が続いていく。 「お母さんの成人式はこんなだったよ」とお子さんに見せるのかな。と思いを馳せながら大切に写真におさめました。

メイクや着付けが仕上がっていくと表情が変わっていく様も写真に収めることができるので、着付けのシーンから撮影させていただいているのですが、着物の 襟の襲※はほんのり淡い色ですが、濃淡でしっかりと配色美を表現しています。この配色美で着付けをしてくださる着付師さんにはいつも感謝しております。豊かな色彩感覚をもつ日本人が受け継いできた文化もしっかり残していきます。

※「襲(かさね)」は何枚もの衣装を重ね着する際の配色パターン。

一宮市にある美粋道さんの日本家屋で成人式の前撮りをさせていただきました。コロコロと表情が変わり、着付けの時からお茶目な表情をたくさんしていただき、実際の振袖姿でも大人らしい美しい姿と幼さも残る可愛い笑顔の表情が撮れました。

午後からは黄色い振袖はお母様の妹さんの振袖で、そちらに着せ替えてから犬山市の針綱神社でロケーションでの撮影。赤い鳥居が並ぶ姿が印象的な神社です。

赤と黄色の紅葉が美しく、自然の美しさと着物の美しさを調和させるイメージでシャッターを切りました。
撮影が終わって思ったことは、日本の着物には花鳥風月がある。着物に描かれる模様や絵には日本の美意識が込められている。

今回の振袖はお母様もお召しになったもの。世代を超えて着ることができる日本の着物は素晴らしい。

なぜ、成人式では大人になることを祝い、写真を残すのだろうと思った。

着物の歴史を調べたり、実際に成人式の様子や振袖姿を写真に収めている時に、親御様やご先祖様に感謝する一面もあると感じました。

これからも、振袖の美しい文様とともに次の世代に感謝の思いも伝えてゆきたいです。

 

 

 

 

 

※写真:荻野 哲生     ※着付師:菱川 誓保

※撮影場所:愛知県一宮市 美粋道「長流亭」
愛知県犬山市 犬山城周辺 針綱神社

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